成長期の筋トレについて ジュニア向けのトレーニング方法
こちらは
成長期の筋トレについての解説や
トレーニングの流れを
5段階にまとめた実践ページです。
成長期の筋トレについて
『成長期の間に筋トレをすると伸長が伸びなくなってしまう。』
という説を皆さんはご存じでしょうか。
その理由は、筋トレによって肥大した筋肉が
これからどんどん伸びていこうとしている骨を圧迫して
その成長を止めてしまうというものでした。
しかし実際のところでは、その様な医学的根拠はなく
むしろ筋トレによって成長ホルモンの分泌が促され
身長は伸びやすくなるというデータが確認されているのです。
ただ、第二次成長期が完了していない段階(主に小〜中学生)では
筋トレによって得られる男性ホルモンの分泌量が少なく、
思うように筋肉の発達は見込めません。
この時期はそんな非効率な運動を行ってわざわざ怪我のリスクを背負うよりも、
ランニングやスポーツ等のダイナミックな動きを使い
スムーズな動作や的確なフォームを身につけて
神経系と骨格筋系の同調を確立させる事に専念した方が
はるかに合理的と言えるでしょう。
トレーニングのポイント
上記の事を踏まえ、筋肥大よりも
筋力や持久力を重視したトレーニング内容に設定する。
安定した運動神経が得られるように
筋バランスを考え、全身運動を取り入れる。
運動不足による低体力や肥満を予防するために
有酸素運動と、無酸素運動を交互に行うサーキットトレーニングを活用する。
トレーニング強度
主に自重でのエクササイズ
トレーニングに慣れてきたら
運動時間や動きのスピードを高めるなどして調整しましょう。
理論の詳細につきましては
その他の項目にてご紹介していますので、
まだお読みでない方は是非、
合わせて参考になさってください。
それでは早速始めていきましょう。
@運動前の栄養補給
肉体の成長を促すために
プロテインの摂取がお勧めです。
良質なタンパク質を選んで積極的に栄養補給をしていきましょう。
Aウォーミングアップ
怪我の防止や、可動域を上げるため、
動的ストレッチを行います。
ラジオ体操や『ストレッチの必要性…』のページで
ご紹介したもので大丈夫です。
5〜10分ほどかけ、しっかりと
ウォーミングアップしていきましょう。
B実践
ここからいよいよエクササイズの開始です。
(週ペース:毎日でもOK)
自宅でのエクササイズモデルを選定しているので
ジャンピング種目は含まれていません。
〜1種目目〜
ウィンドミル
ウィンドミル参考動画
目標回数:15〜20回
頭の位置やおしりの位置に注意して
フォームが崩れない様にしましょう。
呼吸を止めない様に数を数えながら一定のリズムを保って動作を行います。
最初のうちはゆっくりで大丈夫です。
慣れてきたら1秒に1回のペースを目指しましょう。
15〜20回やり終えたら
軽く足踏みをしながら30〜60秒休憩して
次のエクササイズに移ります。
〜2種目目〜
クロコダイル
クロコダイル参考動画
目標回数:15〜20回
お尻の位置が高くならないように注意しましょう。
呼吸を止めない様に数を数えながら一定のリズムを保って動作を行います。
最初のうちはゆっくりで大丈夫です。
慣れてきたら1秒に1回のペースを目指しましょう。
15〜20回やり終えたら
軽く足踏みをしながら30〜60秒休憩して
次のエクササイズに移ります。
〜3種目目〜
フロントブリッジ
フロントブリッジ参考動画
目標回数:15〜20回
片手を挙げた際に体が捻れたり、反ったりしないように注意しましょう。
呼吸を止めない様に数を数えながら一定のリズムを保って動作を行います。
最初のうちはゆっくりで大丈夫です。
慣れてきたら1秒に1回のペースを目指しましょう。
15〜20回やり終えたら
軽く足踏みをしながら30〜60秒休憩して
次のエクササイズに移ります。
〜4種目目〜
シングルレッグスクワット
シングルレッグスクワット参考動画
目標回数:15〜20回
すねと体幹部が平行になるように動作を行います。
膝が内側に入ったり、骨盤が傾いたりしないように注意しましょう。
呼吸を止めない様に数を数えながら一定のリズムを保って動作を行います。
最初のうちはゆっくりで大丈夫です。
慣れてきたら2秒に1回のペースを目指しましょう。
15〜20回やり終えたら
軽く足踏みをしながら30〜60秒休憩して
次のエクササイズに移ります。
〜5種目目〜
シーソー
シーソー参考動画
目標回数:15〜20回
体幹部に力を入れながら全身で前後に揺れます。
肩や股関節を振って動かさないように注意しましょう。
呼吸を止めない様に数を数えながら一定のリズムを保って動作を行います。
最初のうちはゆっくりで大丈夫です。
慣れてきたら1秒に1回のペースを目指しましょう。
15〜20回やり終えたら
軽く足踏みをしながら30〜60秒休憩して終了です。
余力があったら2周目に入りましょう。
出来るところまで繰り返してエクササイズは終了です
CリカバリーT
効果的な成長えお促すために
リカバリー(回復)を行います。
なるべく早めに質の良いタンパク質を補給しましょう。
ただ、運動直後は消化器官も疲労状態にあるので、
摂取にはゆっくりと時間をかけながら
プロテインなどの消化の良いものを選ぶ様にしましょう。
DリカバリーU
もう一つのリカバリーとして静的なストレッチを行います。
こちらも『ストレッチの必要性…』のものを参考に10〜15分かけて
しっかりとクールダウンを行います。
ここまでがジュニア(小中学生)を対象にした筋トレの一連の流れになります。
成長期というものは過ぎてしまうと二度とやってきません。
この期間に正しく運動、正しく食事、正しく睡眠をとって
しっかりと体を作り上げてください。
今後器具のご購入を検討される際は
『失敗しない筋トレグッズ・・・』のページを参考にしてみて下さい。
ジュニア向けにはチューブの運動もお勧めです。
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